2014年11月第4週

北海道開拓の歴史を刻む男爵の達人

「金井さんの男爵」

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北海道の開拓農家として入植3代目になる金井正さん。周りの畑は、北海道特有の黒っぽい泥炭土で、農業をするには不向きな土地でした。「当初は馬を動力にして自然のままの“山土”に、土壌改善のために他の土地から土を持ってくる“客土”を行い、土質を高めました」と、50年以上前の開拓当時の苦労を語ります。大地を守る会が始まったのは今から39年前。ちょうどそのころから、金井さんは除草剤や土壌消毒剤を使わず、農薬に頼らない農法に取り組み、その畑の土作りは今も受け継がれています。自家製の草堆肥は、2年間かけて熟成。水はけや病虫害の予防など、肥料以外の効果も期待される緑肥を利用し畑の土を耕しています。こうして丹精込めた土で育った男爵は、ほくほくとした食感と甘みが好評の逸品です。