旬の生産物・生産者情報

2015年6月第5週

いろいろな栽培方法に挑戦。高い探究心から生まれる良質な土壌

「レタス」

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一年一年、土壌分析に基づいた肥料設計を行って、病虫害に強い作物を育てている青野さん。「肥料に家畜糞を入れないようにすれば、虫が発生しづらくなるのでは?」という仮説に基づき、10年以上家畜糞を使わずに堆肥を作っています。今年は畑を耕さない「半不耕起栽培」に挑戦中。耕さないことで畑の共生微生物を増やす取り組みなど、土壌の改良へ余念がありません。種まきの時期、この地域はまだ寒く、発芽がなかなかうまくいかない時もあります。そのため、種を巾着袋に入れて、寝る時も肌身離さず身に付け、体温で温めて発芽を促しています。

2015年6月第4週

「自然の実りを見守る」栽培を実践

「達人・古郡正さんのプラム」

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古郡さんの畑に足を踏み入れると、樹の下に生い茂っている草のツルが靴に絡みついてきます。そんな畑での栽培は一言で言うと「樹が自然に実を付けるのを見守る」。果樹は病害虫に弱く、農薬を使わずに栽培するのが難しいのですが、古郡さんは農薬に頼らない栽培を目指しています。動物はエサを求めて動き回りますが、「植物は同じ場所に留まって生長していく」という事実に気付いたときから、必要以上に手を加えることをやめました。さらに、農薬だけでなく肥料を与えることもやめました。肥料を与えることにより実は大きく太ります。肥料を与えて収量を上げる農家もありますが、古郡さんは「その木に見合う大きさでいいよ」と笑って答えます。そんな古郡さんのプラムには、自然に作り出された、しかも本当にこくがある甘みを感じます。

2015年6月第3週

6月からは小玉スイカの出荷が始まります

「小玉スイカ」

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50名を超える生産者と新規就農を目指す研修生が、農薬に頼らない農業に取り組んでいる「さんぶ野菜ネットワーク」。生産者の畑のうち、約6割が有機JAS認証に登録されており、今後も若い生産者を中心に有機栽培の畑を広げていく予定です。乾燥した風土に適したスイカは、千葉県の北西部で盛んに栽培されています。今年の春先は、雨が多く天候が安定しなかったため生育が心配されましたが、5月の中旬には交配が終わり、順調に生育がすすみました。さんぶ野菜ネットワークからは、楕円形の「マダーボール」と、丸型で濃い緑色が特徴です。

2015年6月第2週

都心に近いことを生かして葉物の栽培に取り組んでいます

「小松菜」

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折本新鮮野菜出荷組合の畑は、横浜市港北ニュータウンから車で数分の場所にあります。横浜市が推進した住居・職場・農業が一体となった街づくりのもと、農業専用地区が作られた所で、もともと農家が多かった土地でもあります。栽培するのは、小松菜やべか菜といった葉物。傷みやすい野菜なので、横浜や東京都心など近隣の地域に供給しています。元・料理人の組合長を中心に環境にやさしい農業を推進2015年4月から組合長に就いたのは、フランス料理の元・料理人、角田衛さん。38歳で農業を継ぎ、先輩農家に習いながら栽培を続けてきました。大地宅配に出荷する葉物は、もちろん農薬不使用。角田さんをはじめ、他のメンバーも環境にやさしい農業への志が強いグループです。

2015年6月第1週

「畑が道場」と言う大西さんの高原の畑のサニーレタス

「サニーレタス」

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南アルプスを望み、背後には八ヶ岳が控える大西さんの畑。高原の気候に近い産地から、本格的に出荷が始まる季節です。空手家でもあり「畑が道場」と常々話す大西さんは、30年以上じっくりと土作りに取り組むなかで、土のことがわかるようになってきたのだとか。まるで土と話すかのよう。畑を見て、畑に入って、土の気を足から感じると、土にどれだけ栄養が残っているかがわかるのだそうです。